グルメ ショッピング 旅行に人気のマレーシア。
寒い冬は日本を脱出して、常夏の国マレーシアへ出かけたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
最近では格安航空会社LCCの飛行機を利用して、安く・気軽に海外旅行を楽しむことが出来ます。
そこで今回は、年に数回マレーシアへ行っている筆者が、「深夜着の飛行機での安全性」や「女性の一人旅の危険性」、また「小さな子どもが一緒でも安全か」などマレーシアの気になる治安の最新情報についてまとめてみました。
旅行をご計画中の方は是非チェックしてみてください!
東南アジアの中では安全な国?!
現在、マレーシアの治安はそれほど悪くありません。
クアラルンプールやランカウイ、ペナンといった観光スポットでは世界各国から多くの人が訪れるため、観光客も街歩きがしやすいよう観光地化されています。
またベトナム、ミャンマー、カンボジアなどの周辺の国と比べると、マレーシアは発展していて治安も安定しているため、物乞いやぼったくりに遭遇することもあまりありません。
周辺東南アジアや中国などで見られる子どもたちの物乞いに取り囲まれたり、断っても断っても店員さんにしつこく追いかけられるといった場面はマレーシアではまず見られません。
街の人も店員さんもゆったりしているマレーシア。
フレンドリーな親日家も多く、日本から来たとわかると特に喜ばれるかもしれません。
深夜着の便でも大丈夫?
深夜着の飛行機が安い!でも夜着くのはちょっと不安…。
マレーシアの夜の空港や街は安全なのでしょうか?
空港から首都のクアラルンプール(KLセントラル駅)までは特急電車のKLIAエキスプレスが運行しており、最終は深夜1時発で夜でも快適・安全に移動できます。
年間を通じてマレーシアの日の入りは夕方7時過ぎです。
夕方まで明るいため夜でもクアラルンプール市内は観光客で賑わっています。
KLセントラル駅は夜も多くの人が利用しますが、駅からさらに移動する場合は深夜にタクシーを拾うのは少し危険ですので注意しましょう。
特に夜、女性1人で流しのタクシーを拾うのはあまりお勧めはできませんので、深夜に空港に到着される場合は空港直結のホテルを利用するのが安全です。
空港内は24時間営業のファーストフード店があるため空港で夜を過ごすバックパッカー達も少なくありませんが、女性や子ども連れの家族の場合は空港直結のホテルの方が安心ですね。
エアアジアの深夜・早朝便を利用する場合は、同じくエアアジアが経営するチューンホテルがKLIA2空港に直結していて便利です。
観光地ではスリ ひったくりに注意!
大きな犯罪はあまりないマレーシアですが、街歩きの際はスリ・ひったくりに気をつけてください。
特に道を歩いている時に、後ろからバイクでカバンをひったくられるといった事件が多く発生しています。
特に危険なのはひったくられた衝撃で一緒に転んでしまい怪我をするケースです。
たとえ怪我がなかったとしても、カバンにクレジットカードやパスポート等が入っていたりすればその後面倒ですし、旅行の思い出が台無しですね…。
下記に現地の人も実践しているスリやひったくりへの対処法をまとめてみました。
・大金はなるべく手で持たない。
・カバンがひったくられた際はすぐ手を離す
・人混みではカバンの口を閉めしっかり抱える
・ホテルの部屋に貴重品を置いて外出しない

ありきたりのような事を書いていると思われる方もいるかと思いますが、日本人はスリ・ひったくりに対し特に警戒心がない人が多いですし、実際旅行でマレーシアに行った場合は気分も浮かれ気味になってしまうので、この基本的な事を忘れがちの方がおおいように感じます。
人混みを歩く時にカバンの口が開けっ放しだったり、財布を見える様にポケットにしまって歩いていませんか?
せっかくの楽しい旅行をスリやひったくりで台無しにしない為に、少し意識して気をつけるようにしましょう!
以上、2017年を振り返ってマレーシアの最新 治安情報でした。
最低限の注意をしていれば比較的安全に観光のできるマレーシアです。
最新の治安情報は外務省の海外安全ホームページでも常に更新されていますので、お出かけ前にはチェックするようにして下さい。