【蜂の巣駆除の料金相場や役所の助成金制度は?】蜂の種類と活動時期

蜂の巣の画像

日本には様々な虫がいますが、その中でも身近で危険な虫は蜂ではないでしょうか。
蜂は家に巣を作ることもあり、蜂に刺される被害も報告されています。

そこで、今回は蜂の種類の見分け方や駆除にかかる料金を調べてみました。

蜂の特徴と巣の出来る場所

大抵の蜂の種類は女王蜂が活動を始める4~5月頃に巣を作り始めます。

女王蜂との交尾は10月〜12月にわたって行われる事が多く、交尾を終えた女王蜂は越冬をします。
その他の働き蜂や雄の蜂は死滅してしまいます。

巣は建物に作る蜂もいれば、地中や樹の中に作る蜂もいます。

蜂の種類によって巣を作る場所は異なりますが、雨風をしのげる安全な場所に作ることが多いです。
そして、蜂の種類は巣の形状で見分けることが出来ます。

オオスズメバチ




特徴 女王蜂 40〜45mm
蜂27〜40mm
活動時期 5月中旬〜11月
攻撃的な時期7月〜11月
巣を作る場所 地中や樹洞など閉鎖的な場所
巣の特徴 外皮は薄く底がない
性格 攻撃性や威嚇性が強く毒も強い

オオスズメバチは、大きい種類で地中や樹の中に作ることが多いので知らない間に巣に近づいていてしまって刺されてしまうことがあります。

まれに、人家の軒下にも巣を作る事があります。
地中の中に巣が出来ていた場合、オオスズメバチのものとみて間違いないでしょう。

刺激をしないように気を付け、通行する振動にも敏感で興奮する場合もありますので十分気をつけましょう。
また、縄張り意識も強いです。

キイロスズメバチ




特徴 女王蜂 25〜28mm
蜂17〜24mm
活動時期 5月上旬〜11月下旬
攻撃的な時期7月〜10月
巣を作る場所 とっくり状、巣はとても大きい
巣の特徴 開放的な所から閉鎖的な所まで様々
性格 攻撃性や威嚇性がとても強い

キイロスズメバチは、木や茂みの中だけでなく、建物の軒下や屋根裏、換気口に作ることもあります。

この蜂は、巣が大きくなると引っ越しをすることで知られており、その時期は7月〜8月で、活動の最盛期の蜂の数は1000匹を超えることもあります。

巣は大きなもので直径が50㎝を超え、大きくなると1mを超えるものもみられます。
日本のスズメバチの中では一番大きな巣を作ります。

巣に近づくと威嚇してくるのでとても危険です。
近づくだけで攻撃してくる場合もあります。
橋の下に巣を作ることもあるので気をつけましょう。

ヒメスズメバチ




特徴 女王蜂・蜂ともに  24〜37mm
活動時期 5月中旬〜10月下旬
攻撃的な時期8月〜9月
巣を作る場所 屋根裏や物置、土中等の閉鎖的な場所
巣の特徴 トックリを逆さまにしたような形で小さめ
性格 活動的だが攻撃性は最も弱く毒性も弱い

ヒメスズメバチは、屋根裏や物置などの閉鎖空間に巣を作ることが多いです。

この蜂の巣は下部が開いており、巣の中が見える構造になっています。
ヒメスズメバチは比較的大きな蜂ですが性格は大人しく、他のスズメバチと比べると攻撃性も高くありません。
しかし、警戒心が強いため、口をカチカチと鳴らして威嚇してきます。

コガタスズメバチ

特徴 女王蜂 25〜30mm
蜂22〜28mm
活動時期 5月中旬〜11月下旬
攻撃的な時期9月〜10月
巣を作る場所 逆さトックリ状→外皮に覆われたボール状
巣の特徴 奇麗な円形や釣り鐘状の巣を作る
性格 攻撃性や威嚇性は弱い方

コガタスズメバチは庭先の木や軒下などに巣を作ります。最盛期には巣の大きさもタテ30cm×ヨコ25cm位

女王蜂が単体で巣を作っている初期の時期の巣は逆さのとっくりのような形状で、形成が進んでいくと丸みを帯びた形になります。

活動が活発になる時期には、巣の中には100匹ほどの蜂がいます。
性格は大人しいですが、家の近くに巣を作る事もよくある事や、巣を刺激すると激しく攻撃をしてくるため多くの被害が出ています。

アシナガバチ




特徴 女王蜂 30〜40mm
蜂14〜26mm
活動時期 4月中旬〜10月下旬
攻撃的な時期8月〜9月
巣を作る場所 人家の軒下や枝、草むらなど開放的な場所
巣の特徴 奇麗な円形や釣り鐘状の巣を作る
性格 攻撃性は弱く毒性も弱い

アシナガバチは身体が細く、足が長いのが特徴で、軒下やベランダといった開放的な場所を好むので、生活圏内に巣を作ることが多いです。

スズメバチと比べると巣は小さく、巣穴や幼虫が完全に見えます。
性格は大人しく、刺激しなければ攻撃してきません。

しかし、巣も小さく、蛇口などの低い場所にも巣を作るので、子供が近づいてしまうことがあります。
攻撃性は低いですが、種類によっては毒がかなり強いので注意が必要です。

ミツバチ




特徴 身体12mm程度、女王蜂以外も越冬可能
活動時期 2月中旬〜11下旬
攻撃的な時期10.11.2.3月
巣を作る場所 軒下などに板状の垂れ下がった形の巣
巣の特徴 板状の垂れ下がった状態の巣、最大1mほど
性格 攻撃性は低いが毒性は高い

ミツバチも床下や屋根裏などの閉鎖空間に巣を作ることがあります。

巣は他の蜂と違って縦に長い板状で、白い蝋のようなものがあります。
性格は大人しく、刺激をしなければ攻撃してきません。しかし、巣には大量の蜂がいるので十分注意が必要です。

駆除にかかる料金

蜂の巣を見つけた場合、自分で駆除しようとせずに、業者や役所に頼むことが一番安全です。

役所の場合、スズメバチは引き受けますが、ミツバチやアシナガバチなどは引き受けないことが多いです。
蜂の種類によって、役所が費用を全額負担したり、一部負担だったりと都道府県によって対応は変わってきます。

業者に頼むとなると気になるのは料金です。
料金は蜂の種類によって変わる事が多いです。

業者の駆除による料金の目安

アシナガバチ 8,000円~9,000円前後
スズメバチ 10,000円~13,000円前後
オオスズメバチ 17,000円~20,000円前後
ミツバチ 20,000円~30,000円前後

上記の様な値段が一般的ですが、大きな巣や駆除しにくい場所にあると値段は高くなります。

助成金について

市町村によっては、蜂の巣駆除に助成金を出しているところもあります。
しかし、助成金を受けるのに条件がある場合が多いです。

助成金を受ける条件
  • スズメバチの巣であること
  • 助成金を出している市内に保有している建物であること
  • 市を通して指定業者に依頼していること
  • 個人であること

上記のような条件が多く、助成金の金額は駆除料金の1/2~1/3が多いです。
上限もあり、3,000円~50,000円と市町村によって変わります。申請するには申込用紙を書かなければならないので、忘れないようにしましょう。

まとめ

蜂は種類によって巣を作る場所が異なることが分かりました。

巣を見つけたら、その巣が何の蜂のものか、使われている巣なのかを確認したうえで駆除を依頼しましょう。
助成金を出している市町村もあるので、有効に活用しましょう。

参考・画像出典HP:都市のスズメバチ