羽生善治氏と井山裕太氏の素晴らしい活躍に「国民栄誉賞」が検討されています。
2人の棋士のすごさはなんなのでしょう?
今までの経歴や成績、そして気になる年収を比べてみました。
羽生氏と井山氏の主な経歴
誰もが認める快挙を成し遂げた2人の主な経歴を比較してみます。
2人のプロ入り時期と遍歴

羽生 善治 竜王 | 井山 裕太 七冠 | ||
---|---|---|---|
1970年9月27日 | 生年月日 | 1995年5月24日 | |
47才 | 年齢(2017) | 28才 | |
1985年|15才 | プロ入 | 2002年|12才 | |
史上初「七冠」 1996年|25才 |
史上最年少「名人」 2009年|20才 |
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史上初「永世七冠」 2017年|47才 |
囲碁初「七冠」 2016年|26才 |
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1995 | 対局数 | 827 | |
1391 | 勝数 | 610 | |
562 | 負数 | 217 |
画像出典:NIKKEI STYLE
井山裕太さんは3才の頃に相撲に興味を持ち力士の名前を全て覚えたそうです。
そして、5歳には今度は囲碁のゲームに熱中して、3ヶ月後には父親を超してしまう程の腕前になり父親や周りを驚かせる才能を見せたと言います。
また、羽生善治さんの場合は将棋を始めたのは小学生から。
始めから凄い才能のを見せたというわけではなかったようですが、週1回両親と出かける買い出しの時に連れて行ってもらえる将棋道場が楽しみだったようです。
始めはなかなか将棋の勝つコツを覚える事が出来なかったけれど、なぜか「よくわからないけれど、面白い」という感覚だったそうです、負けても面白いのが将棋に夢中になるきっかけだったかもしれないと羽生氏本人が語っています。
厳しい勝負の世界で勝ち抜いて行くには、幼少の頃から飛び抜けてセンスや努力が必ず必要と言う訳ではなさそうですが、2人とも小さい頃から将棋や囲碁に夢中になっています。
何かの道で極めるという事は、幼い頃から興味を持ち熱中して続ける事が大事なのでしょうか。
羽生氏と井山氏の年収
過去10年間での獲得賞金の比較
羽生 善治 竜王 | 井山 裕太 七冠 | |
---|---|---|
8132万円 | 2007年 | 1485万円 |
1億711万円 | 2008年 | 3209万円 |
1億1278万円 | 2009年 | 6264万円 |
1億1576万円 | 2010年 | 5648万円 |
9886万円 | 2011年 | 9151万円 |
9175万円 | 2012年 | 1億620万円 |
7281万円 | 2013年 | 1億6461万円 |
1億1499万円 | 2014年 | 1億4079万円 |
1億1900万円 | 2015年 | 1億7212万円 |
9150万円 | 2016年 | 1億3494万円 |
25億円以上 | 生涯獲得賞金 | 10億円以上 |
上記の対局料だけでもお二人は凄い金額ですが、この他にもイベント・雑誌・テレビ等の出演料等を含めると。。。
年間の収入はお二人ともとんでもない凄い金額を稼がれているようです。
羽生氏の奥さんの畠田理恵さんによると。
タイトル戦で戦ってきた後は疲れ果てていて、体重が3㎏程度いつも落ちているそうです。
運動したわけではないのに体重が落ちてしまう程、神経をすり減らし全身全霊で戦って勝利したわけですからこの金額は当然でしょう、ある意味スポーツ選手と同じですね。
⇩将棋のタイトル賞金額と棋戦種類[図解]はコチラ⇩
まとめ
今回は羽生善治氏と井山裕太氏のお二人のこれまでをまとめてみました。
素晴らしい偉業を成し遂げるお二人の共通点といえば、幼い頃から将棋や囲碁に目覚めそれ一本で突き進まれてきたという事でしょうか。ちょっと当たり前な感じのまとめになってしまいましたが。。。
これまでの素晴らしい活躍に、是非お二人には「国民栄誉賞」が授与されることを期待します。