【ハイドロキノンでシミが消える】効果や塗り方・心配な副作用を解説

ハイドロキノンで肌のシミを対策

美白成分が凄いと話題の「ハイドロキノン」をご存知ですか?

「お肌の漂白剤」と呼ばれる「ハイドロキノン」はお肌シミに絶大な効果があると言われています。

なんと、その効果は普通の美白成分と比べると10〜100倍!!

シミが濃くなったり増えてくると化粧でカバーするのも大変だし、その年齢も老けて見られてしまいますよね。。。

そんなシミを撃退するべく、今回は「ハイドロキノン」についてや効果、また入手方法や使い方までをまとめてみました。
シミにお悩みの方は是非ご覧ください。

「ハイドロキノン」って何?

ヒドロキノン

出典:weblio辞書

ハイドロキノンとは、「ヒドロキノン」と呼ばれる白色の結晶の形をした個体です。

このヒドロキノンは写真を現像する時に用いる還元剤(酸化(サビ)を取る力)として使用されていましたが、還元剤に触れる現像者の手が白くなった事から美白成分として注目され、シミに使用出来るように研究されてきました。

「ヒドロキノン」はそのままだと還元力が強く肌には劇薬のため皮膚薬に使用される場合はかなり薄めて使用され、また皮膚薬として使用する場合は「ハイドロキノン」と呼ばれる事が多いようです。

また、ヒドロキノンの特徴はとても強い還元力があり、簡単に酸化し「p-ベンゾキノン」と変わります。

強い還元剤と聞くとなんだか怖い薬品のイメージとなりますが、ハイドロキノンはイチゴ類、麦芽、紅茶など天然物にも含まれ実は身近な存在でもあります。

シミが出来るメカニズム

肌のシミが出来る仕組み

❶活性酸素が発生

太陽光に含まれる紫外線などにより皮膚の表面に活性酸素が発生します。

❷メラノサイトが活性化

活性酸素が発生すると、肌を守ろうとメラノサイト(色素細胞)が活性化します。

❸チロシナーゼがチロシンと反応

メラノサイトが活性化されると、チロシナーゼノの生成が始まりチロシン(アミノ酸の一種)と反応します。

❹段階を経てメラニンを生成

チロシナーゼとチロシンの反応から、「ドーパ」→「ドーパキノン」と段階を経てメラニンを作り出します。

紫外線以外にもシミの原因があり、ストレスや喫煙、食生活の乱れなども影響し、これらによって老化を促進させる活性酵素が発生します。

すると、酵素を抑制するためにメラノサイト刺激ホルモンが分泌され、シミの原因であるメラニンが生成されます。

また、ニキビなどの炎症でもメラノサイトが刺激され、メラニン色素を生成します。

この様な刺激や老化などで肌のターンオーバーが狂ってしまうと、メラニン色素が排出されずに肌に残ってしまいシミとなるのです。

「ハイドロキノン」はなぜシミに効くの?

シミには、生活習慣をきちんとしたりストレスを減らす、紫外線対策を行うことで予防することが出来ますが、一度できてしまったシミにはあまり効果がありません。

しかし、ハイドロキノンは還元作用があり「肌の漂白剤」とも言われるのでシミを改善することが出来ます。

ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素を作り出す「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する作用があり、さらにメラノサイト自体に働きかけメラノサイトを減少させる作用も持っています。

また、出来てしまったシミに対して効果を発揮するだけでなく、シミを予防する効果も併せ持っています。

シミにも様々な種類があり、ハイドロキノンの効果があるのはメラニン色素によるシミです。

ニキビの炎症で出来たシミの場合、色素沈着が皮膚の表面にある状態のものには効果があります。

そばかすは遺伝的な原因が高いため、通常のシミよりも効果は薄いです。
しかし、紫外線の影響を受けてできたシミにはかなりの効果を発揮するため、そばかすでも紫外線で濃くなったものには効果があります。

ハイドロキノンはどこで手にはいるの?

ハイドロキノンクリームの画像

ハイドロキノンは取り扱いが難しいため、日本では2001年まで化粧品への使用は許可されていませんでした。

その為アメリカから取り寄せての購入が多かったのですが、規制緩和により化粧品にも使用されるようになりました。

今では各化粧品メーカーによってハイドロキノン配合のクリームが発売され、配合率は1%未満~4%までとなっており、5%となると医師の処方が必要となります。

5%~10%の高濃度のハイドロキノンを使用したい場合は病院の医師に相談して下さい。

ただ、ハイドロキノンは保険が利かない事ので費用が高くなる可能性があります。

最近では市販薬での配合率最大であるの4%のハイドロキノンを含んだ人気の商品も通販で販売されています。

ハイドロキノン専門店

ハイドロキノンの危険性は?

「お肌の漂白剤」と呼ばれシミに絶大な効果があるハイドロキノンですが、危険性はないのでしょうか?

白斑になる可能性

医師の処方が必要な5%以上のハイドロキノンでは使用法を誤ると、肌の一部分の色が抜けてしまう「白班」になる可能性があるのでは?という事が言われていますが、ハイドロキノン使用による白班の報告はないようです。

しかし、刺激が強く、高い漂白成分を含んでいる事には代わりがないので、医師の処方による5%以上の高濃度のハイドロキノンを使用する際は使用方法を必ず守るようにして下さい。

ガンになる可能性

2006年のアメリカ食品医薬品局(FDA)のラット(実験動物用に改良されて作られたネズミ)による実験では、ラットにハイドロキノンを内服させると発がん性が認められました。

これにより、アメリカ国内では一般用医薬品の店頭販売禁止を提案しました。

ただ、これは「内服」による実験であって「外用薬」による実験ではありませんので、ハイドロキノンが含まれる薬や化粧品でも発がん性があるのかは分かりません。

日本でハイドロキノンが認可されてから14年ですが現在まで皮膚障害の報告はありません。

ハイドロキノン酸化による炎症

ヒドロキノンの特徴でお伝えしたように、ハイドロキノンはとても酸化しやすく不安定な成分です。
酸化すると肌に刺激を与え赤くなったり、皮膚が剥けたりする場合があります。

そのため、使用方法を守る事も大切ですが、使用期限や保管についても注意が必要になります。

ハイドロキノンの使用方法

ハイドロキノンは効果が高い反面、刺激が強く、酸化しやすい不安定な成分なので正しい使い方をして、シミをなくしていきましょう。

パッチテストを行う

病院で処方された5%以上の高濃度のハイドロキノンを使用する際は使用する前にパッチテストをお勧めします。
少し皮膚につけて、時間をおき異常がない事を確認してから使用しましょう。

ハイドロキノンの塗り方

ハイドロキノンは洗顔後に塗りましょう。
塗るときに気を付けてほしいのは、シミの部分だけに塗るということです。

シミ以外の部分に塗ってしまうと、炎症を引き起こす可能性があります。

また、目の周りなど皮膚の弱い部分には塗らないようにしましょう。
塗る際は、綿棒などを使って塗ると塗りやすいです。

ハイドロキノンを使うお勧めな時間

ハイドロキノンを使用する際は、外出しない就寝前がベストでしょう。

ハイドロキノンは日光に当たると毒性に変化してしまい、色素沈着を引き起こします。
その為、シミを薄くしようと思って使っても、結果的にシミが濃くなったと言うことがおきないように、塗った後に外出する際は必ず日焼け止めを塗って下さい。

また、1回塗っただけでは3~4時間で効果が切れてしまいますので、日焼け止めはなるべくこまめに塗るようにして下さい。

ハイドロキノンの保存方法

保存方法ですが、賞味期限が書いてあるものは、光に当たらないようにしてから冷蔵庫で保存してください。
処方されるハイドロキノンによっては冷凍庫に保存しても大丈夫です。
また、期限以内に使い切るようにしましょう。

保存方法が書いていない市販薬などの場合は、通常の化粧品と同じように保存して大丈夫です。
しかし、容器の口などは清潔にするよう心がけてください。

ハイドロキノンのお勧めな使用方法

ハイドロキノンは、ビタミンAの一種であるトレチノインと一緒に使う事で、お肌の漂白効果がより高まります。

最近はこの働きに注目して、ハイドロキノンとビタミンAの両方を効率よく含んだクリーム製剤も市販されています。

ハイドロキノンとビタミンCがアプローチ!


まとめ

ハイドロキノンはシミに対して高い効果を発揮します。

しかし、使い方を間違えると炎症を引き起こしたり、シミを濃くしてしまうことがあります。
用法用量を正しく守り、シミ対策をしていきましょう。