一般的に「マレーシアの物価は日本の3分の1」と言われています。
しかし、意外なものがとても安かったりその逆に、「えッこんなものが?!」というものがとても高かったり…。
今回はマレーシアの最新の物価情報についてご紹介したいと思います。
観光地の物価はやや高め
観光地の物価はやや高めに設定されています。
例えば、ビーチリゾートのランカウイ島では1泊1万前後〜5つ星ホテルでは1泊7万円前後など…。

シーフードレストランなら料金は日本とほぼ変わらないです。
それでも海外の同系列のホテルで同じくらいのサービスを受けようと思ったら、ハワイやグアムでプラス1万円ほど必要ですから、全体的に割安感はあります。
日本の国内旅行くらいの予算なら、
かなり贅沢にマレーシア旅行を楽しめそうです。
ちなみに、ランカウイ島は島全体が免税の島なので外国製のチョコレートやアルコールなどが免税価格で購入できてお得です。
お土産屋さんは1つ50円ほどで買えるキーホルダーや100円ほどの石鹸などプチプラ商品もたくさんあります。
地元の人の生活水準なら物価は3分の1
「物価が3分の1」と言われているのは、マレーシア人の生活水準に合わせて暮らした場合です。
つまり、マレーシアの地元の人が行くようなレストランで食事をし、地元の人が泊まる様なホテルに泊まり、地元の人が行くようなお店で買い物するなら、確かに生活費は3分の1で済むかもしれません。
しかし、旅行のツアー等でそのような地元のお店に行くことはまずないと思います。
レストランやホテルに日本の水準を求めるなら、料金は日本とほぼ変わらないか日本よりやや安いぐらいです。
こちらは、おおまかにその物価の差を表したものです。
地元向け | 観光客向け | |
---|---|---|
ランチ | 150円〜250円 | 600円〜900円 |
ミネラルウォーター | 25円 | 90円 |
ホテル | 1,500円〜3,000円 | 5,000円〜20,000円 |
コーヒー1杯を例に取っても、地元の人が行くようなローカルのコーヒーショップでは約30円ほどですが、外国人が入るようなお店では1杯200円ほどと、物価にかなり差があることがわかると思います。
また、日常品であれば、普段どのお店では買い物をするかによって生活費は大きく変わっってきます。
百貨店やスーパーのオーガニック野菜売り場で買い物をするなら、野菜の値段は日本とあまり大きく変わりませんが、地元の野菜市場でマレーシア産の野菜を買うなら日本の3分の1ほどの値段で買うことができます。
レストランやお店ではGST(Good and Services Tax)という表示をよく見かけると思います。
マレーシアでは2015年4/1 よりGSTと呼ばれる消費税が導入されました。
現在のところGSTは6%です。
また最近では、ちょっと雰囲気の良いレストランやホテル等に入ると6%のGSTに加えてさらに10%ほどのService Chargeが加算されます。
清算する時になって、値段を見て驚かないでくださいね!
フルーツが安い!
マレーシアはフルーツが安い!そして一年中、南国のトロピカルフルーツが売られています。
種類も豊富でマンゴー、バナナ、ドリアン、マンゴースチン、スターフルーツ、スイカ、パイナップルなどなど!!
道端で量り売りされている光景をよく見かけると思います。また、フルーツ屋さんやコーヒーショップでは、そのまま食べられるようにすでにカットされているフルーツも売られています。
生のマンゴーを使ったマンゴーパフェなど日本なら800円ほどしそうですが、マレーシアでは300円ほどで食べられます。フルーツが安価でたくさん食べられるのは贅沢ですね!
まとめ
マレーシアの最新の物価事情はどうでしたか?
日本の国内旅行と同じくらいの予算なら、かなり贅沢な旅行を楽しめそうですね!
まだまだ発展を続けるマレーシア、今後は地価、物価は更に上がっていきそうな気配…。
それでも、日本で年金生活をするより贅沢な暮らしができるマレーシアでは、退職後MM2Hビザを取って移住する人は相変わらず多いようですね。