最近は、核実験に弾道ミサイルと何かと物騒ですよね。
そんな中で注目を集めているのが家庭用核シェルターです。
そんな家庭用核シェルターはどこで購入できるのか、価格はどのくらいなのかを調べてみました。
家庭用核シェルターって?
核シェルターはその名の通り核攻撃から身を守るためのものです。
放射線や爆風からだけでなく、台風などの自然災害からも身を守れます。身を守るだけでなく、その中で1~2週間生きられるように考えられて作られています。
核シェルターと聞くと、地下室がないといけないと思う人も多いと思います。
しかし、家庭用核シェルターは戸建てやマンションにも作ることの出来る核シェルターです。自宅をシェルターにすることも出来ます。
世界での普及率
家庭用核シェルターは世界でも注目されていて、普及率が高まっています。特に普及率が高いのはスイスとイスラエルで、核シェルター普及率はなんと100%です。
スイスでは昔に核シェルターの設置を義務づける法律が制定されていました。
今ではその法律はなくなってしまいましたが、シェルターを持っていない人は自治体にお金を払うことで、公共の核シェルターに家族分のスペースを確保できるようになりました。
国をあげて核シェルターを推進しているため普及率が高いのです。
アメリカの核シェルター普及率は約82%です。
スイスやイスラエルと比べてみてもかなり高いですね。
サウスダコタ州には約900もの核シェルターが立ち並んでいて、販売されています。売り上げも伸びているようです。
その他の国でも、日本核シェルター協会によれば、ロシアが78%でイギリスが67%と普及率が半分以上を占めています。
しかし、日本の普及率は0.02%とかなり低いです。
スイスやアメリカのように身近に核シェルターを見た人は少ないのではないでしょうか。
他の国に比べて日本の核シェルター普及率が極端に低いのは、危機感や認知度の低さや国が積極的に推進していないので、値段が高いといったことがあげられます。
購入先と価格
ネット通販
家庭用核シェルターを買うといってもどこで買うのか、そもそも日本で買えるのかと思う人もいると思います。
日本で買う時に、一番身近なもので言えばネット通販です。
今は売り切れになっていますが、楽天で税込み840万円で売られています。
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アマゾンには核シェルターというよりも、主に防災用のシェルターが売られています。
日本の家庭用核シェルター販売店
ネット通販以外ですと、織部精機製作所や株式会社シェルターなどがあげられます。
織部精機製作所は神戸市にあり、デンマークやアメリカ、スイスといった国から取材を受けています。
海外での施工工事も行っています。
気になる値段ですが、利用人数や敷地の広さによって値段が変わるため、フリープランで行っているようです。
地下に核シェルターを設置する以外にも、シェルターの換気装置の販売も行っています。
株式会社シェルターは大阪府にあり、テレビでも取り上げられています。
ここでは室内に取り付けられるタイプと、地下に作るタイプの2種類が販売されています。
取り付けタイプでは、スイス製やドイツ製、イスラエル製などが販売されています。これらは室内に取り付けるだけで、簡単に自宅をシェルターにすることが出来ます。
取り付けタイプは放射性物質や毒ガスなどから身を守ることが出来ます。自宅がシェルターになるので、子供やお年寄りも簡単に避難できます。
地下に作るタイプはトイレやベッドも置け、さらに核だけでなく地震や台風などの自然災害にも対応しています。
それぞれの値段ですが、取り付けタイプは設置費込みで310万円です。
地下に作るタイプは問い合わせでの対応となります。ここではローンでの購入や値引きにも対応しているようです。
海外の家庭用核シェルター販売店
海外の店舗からも取り寄せすることが出来ます。有名なところだと、アメリカのカリフォルニア州にあるアトラス・サバイバル・シェルターズという会社です。ここは日本のテレビでも取り上げられており、注目されています。
中でも、ボムネードという核シェルターが約210万円で販売されているようです。
ライジング・Sという会社でも取り扱っています。
こちらでは、約444万円でミニサイズのシェルターが販売されています。この会社は日本版のオンラインショップがあるので、そちらで購入出来ます。
まとめ
家庭用核シェルターの需要が高まってきていることが分かりました。
意外と日本でも販売されていたり、通販でも売っているんですね。日本での普及率はあまり高くないですが、この記事を読んでご購入を検討してみるのもいいかもしれません。