多民族国家マレーシアでは驚く事が満載!
日本の常識は覆されるかも?!
そんなマレーシアで知っておいて損はないマレーシアの常識、文化の違いをご紹介したいと思います。
マレーシア旅行者、移住者の方は是非チェックしてくださいね!
手の使い方が日本と全く違う
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、マレーシアでは「左手は不浄の手」とされていて、左手で食事をしたり握手をするのはタブー(マナー違反)とされています。
マレー系の人に多い国教のイスラム教とインド系の人に多いヒンドゥー教、その2大宗教に共通する概念が「左手は不浄」です。
日常生活で左手を使わないならトイレはどうしているのかと言うと…。
マレー系とインド系の人々はトイレではホースを使い水で洗った後、左手を使って綺麗にします。
トイレットペーパーは使いません。
彼らにトイレでの手の使い方を聞いてみると「手で拭くと言っても、水で洗って綺麗にした後に手を使っているから手は綺麗だよ。
とのこと…。ん〜…どうなのでしょう?!
とは言うものの、やはりトイレとご飯を同じ手で、というのは抵抗があるようで…。
そのため日常生活での手の使い方は「ご飯は右手で、トイレは左手で」が常識となっていま
す。
食事中、周りを観察していると、マレー系の人々は肉や魚を食べるとき、右手だけを使っているわけでなく、左手も一緒に添えて使っているようです。
口に持っていくのは必ず右手ですね。
それに比べインド系の人々はヒンドゥー教以外の人でも「トイレで使った左手で食事を取るなんて汚い…」という感覚から左手を使うのを嫌がっているような気がします。
では、レストランの厨房では左手は使われていないの?
いえいえ。マレーシアではレストランの従業員を含めトイレのあと石鹸で手を洗う習慣はそれほど徹底されていません。
インド系レストランでナンを両手を使ってこねているインド系の従業員を見る度に、「きちんと左手は洗ってくれたのかしら?!」という疑問が頭をかすめます。
どうせ左手を使わないなら、食事の時だけでなく料理をするときこそ徹底してほしいところですね。
マレーシアの中華系の人は食事の際スプーンとフォークを使います。
また最近の若者はインド系やマレー系でもスプーンやフォークを使うので、旅行でマレーシアへ行く方はスプーンやフォークなどを使っても全く問題はありません。
マレーシア人はみんなトリリンガル?!

マレーシアの人々はマレー語、英語に加え、中国語やタミール語などいくつもの言語を操ります。
学校ではマレー語、仕事では英語、友達とは中国語、家では広東語といった具合に相手に合わせて言語をくるくる変えていきます。
3、4ヶ国語が話せたとしても決して珍しくないのです。この国民全体がバイリンガル、トリリンガル状態の言語力には、日本語しか話せない私たち日本人はとっても驚かされますね!
ほとんどの場所で英語は通じますが、彼らの英語は「マングリッシュ」と呼ばれるマレーシア英語です。
マレーシアはイギリスの植民地時代を経験しているため、マングリッシュの単語はイギリス英語です。
発音の鈍りが初めは聞き取りにくいかもしれませんが、聞き慣れればそれほど難しいことを言ってないことに気づくはず。
文法をそれほど重視しないマングリッシュなら日本人でも会話しやすいかもしれません。
細かいことは気にしない精神!
ルーズ…これはマレーシアの国民気質とも言えるかもしれません。
旅行に来たら「細かいことは気にしない!」精神を一緒に楽しんでくださいね。
マレーシアでは日本のように「お客様は神様」の精神はありません。仕事中にお客さんを待たせてスタッフ同士がお喋りしていたりお菓子を食べていたり…。
文化の違いと構えてクレームしないであげてくださいね。
まとめ
以上、マレーシアで驚く文化の違いでした!
真面目で時間厳守の日本の企業からリタイアしてマレーシアに移住される方、マレーシア人のルーズさにイライラするかそれとも彼らの南国気質に付き合うかはあなた次第です!