マレーシアへ行くなら絶対気を付けたい食事のマナー|宗教による違いや注意点

マレーシアでの食事のマナーイメージ画像

マレーシアは宗教色豊かな国です。
しかし、それぞれの民族の文化をお互い尊重し合って生活しています。

宗教に関連したタブーや食事のマナーも本当に様々。
今回は、そんなマレーシアでの旅行中の食事で気をつけたいタブー&マナーについてご紹介致します。

タブーは豚肉?牛肉?肉全般?!

ハラール表示

マレーシアの人はそれぞれの宗教により食べ物のタブーが分かれます。
マレー系に多いイスラム教徒は豚肉がタブー、またアルコールやハラール表記のない食べ物やレストランもNGです。

ハラール
イスラム法で許された項目をいう。
端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。
日本語に訳すと、「やってもやらなくてもかまわないもの(許可)」という意味となる。
なお、日本では「ハラル」と書くことも多い。
反対に、口にすることを禁止されている物を「ハラーム」と言い、この語は「やってはならないもの(禁止)」という意味でハーレムと同じ語源である。
イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。
この作法が遵守された食品がハラールとされる。
引用:Wikipedia

インド系に多いヒンドゥー教徒は牛肉がタブーです。またベジタリアンも多いです。

中華系に多い仏教徒の中にもベジタリアンの人がいます。
中国語で「素菜」と表記のあるレストランは肉や魚が他の食材で作られているベジタリアン向けのお店です。

マレーシアでは、人によって食べ物のタブーが異なるためマレーシア航空の機内食でも細かく選ぶことが出来るようになっています。

マレーシアのお友達と一緒にご飯を食べる機会があれば、まずNGな食べ物がないか確認してからお店を決めましょう。

お友達を招いて食事をする場合、牛肉や豚肉など知らずに食べさせてしまうと後からとんでもない問題になってしまうので要注意です!

またアルコールなどは個人で楽しむのは自由ですが、むやみに他人に勧めたりしないように注意したほうが良さそうです。

食事は手を使う?スプーンを使う?

食事の時は、マレー系、インド系の人は右手でご飯を食べるのが習慣です。中華系の人は箸やスプーンを使います。

レストランによっては、初めからスプーンやフォークが出てこないお店もあります。
現地の人に聞くと、「手を使って食べた方が絶対美味しい!」とのこと。

ただ、手を使って食事をする場合は必ず右手を使って食べて下さい。
左利きでも必ず右手を使って下さい。
不浄な手のイメージ
イスラム教では左手は「不浄なもの」とされていますので、大変失礼な行為となります。
物を受け取る時や渡す際も右手を使うようにして下さい。

不浄
けがれていること。また、そのさま。
引用:コトバンク

上記の点を気をつければ、せっかくなので真似をして手を使って食事をして異文化を体験するのも良いかもしれませんね。

レストランでは大抵手を洗う場所があります。
観光客が手を使って食事をしないとしてもマナー上全く問題ないので気にせず、スタッフを呼んでスプーンやフォークをもらってもOKです。

手を使わない人の場合、ほとんどすべての料理をスプーンとフォークを使って頂きます。

マレーシアでのスプーンとフォークを使った食事の仕方

出典:TABIZINE

箸はあまり使われません。
スプーンとフォークをまるでフォークとナイフのような感覚で使います。

麺類やご飯、魚料理もスプーンとフォークなので、箸文化の日本人からすると少し違和感を感じるかもしれません。

ローカルの中華系のお店で食事をする機会があれば、お皿などの食器と共に熱湯の入ったタライを渡されるかもしれません。

この熱湯はどうやって使うのでしょうか?

中華系のレストランではお皿や湯呑み、箸やスプーンは使用する前に、お客さんが熱湯で消毒する習慣があります。

全て食器をタライの中に沈め数分熱湯 につけておけば大丈夫です。
ちょっとぬるめのお湯を渡されることもあるので、どれくらい消毒出来ているのかは不思議ですが…。

ちょっと複雑な注文の仕方

フードコート、コーヒーショップ、高級レストランなどお店によって注文の仕方やお会計の仕方が変わります。

フードコート

フードコートは一つのスペースに幾つかの屋台が集まっています。

料理は各屋台に注文をしに行きます。各テーブルに番号が書かれているので、注文の際に自分の座っているテーブルの番号を伝えます。

支払いは注文の時でなく、料理を席に持ってきてもらった時に行います。
ドリンクは席に聞きにきてくれる場合が多いです。

高級レストラン

高級レストランではメニューを見ながら注文しましょう。支払いは会計カウンターだけでなく席でも行えます。

ウェイトレスを呼んで伝票を持ってきてもらったら、バインダーに現金かクレジットカードを挟んで渡します。消費税やサービス税は含まれているのでチップは不要です。

まとめ

以上、マレーシアで気をつけたい食事のマナー&タブーについてでした。

日本では考えられないこともあるかも知れませんが、お互いの文化や信仰を尊重し合うのがマナーです。

初めは驚くかもしれませんが、一緒に手で食事をしてみたら、マレーシアの人達ともっと仲良くなれるかもしれません。
是非トライしてみてはいかがですか?!